【Excel VBA】便利な初期設定とWindowsの小技
この記事では、VBAを使うにあたり便利な設定とWindows特有の小技を紹介します。
初めてVBAに挑戦する方は、時短テクニックなど一つも知らず、作成に時間がかかって大変ですよね。
ちょっとしたことですが、知っていると知らないでは大きく作業効率が変わってきます。
使いこなせるまでは、反復利用してみてください。
エクセルの設定(開発タブを表示する)
まずはエクセルのちょっと便利な設定について解説します。
エクセルのメニューバーに「開発」タブがあると、
・マクロの記録
・ボタンの挿入
という2つの便利な機能を手軽に使用できるようになります。
早速、設定方法について説明します。
1.「ファイル」タブを選択し、「オプション」をクリックする。
2.「リボンのユーザー設定」を選択し、右側のメインタブ内にある「開発」にチェックを入れる。
3.「OK」をクリックし設定完了。
1分ほどで見れる動画も用意してます。
動画の中で、マクロ実行ボタンの作成もしています。
VBEの設定(編集メニューを表示する)
続いて、VBEのちょっと便利な設定について解説します。
VBEとは、VBAを書くためのテキストエディタのようなものです。
なおVBEはエクセルの使用中に、キーボードの「Alt + F11」を押すことで素早く表示できますので、覚えておくと大変役立ちます。
さて、VBEを開きましたら、以下のように設定してください。
1.「表示」タブを選択し、ツールバーにマウスカーソルを当て、「編集」をクリックする。
2.表示された「編集」メニュー上部のグレーの帯をドラッグドロップし、メニューバーに追加する。
※位置やレイアウトはお好みで調整してください
VBEのメニューバーに「編集」があると、
・選択範囲のコメント化およびコメントアウト化
・選択範囲のインデント合わせ
という2つの便利な機能を手軽に使用できるようになります。
こちらも1分ほどで見れる動画も用意してます。
動画の中で、前述した機能を使用しています。
Windows10の小技
最後にWindows10のオススメの小技を2つお伝えします。
・「Alt + (Shift) + Tab」
・「Windowsキー + 矢印キー(← OR →)」
「Alt + Tab」を入力すると、開いてるアプリケーションの選択をできます。
「Alt + Shift + Tab」では、逆方向にアプリケーションの選択をできます。
この機能を多用していると、同時に開いたアプリケーションを行き来できます。
例えば、テキストエディタでコピーしたものをエクセルに貼り付けるなど、素早い操作、効率的に作業することができるので、ぜひ沢山使って慣れてください。
また、「Windowsキー + ←」とすると、「画面の左半分に表示させる」ことができます。
ご想像の通り、「Windowsキー + →」とすると「画面の左半分に表示させる」ことができます。
僕はよく左側にエクセル、右側にVBEを表示させてプログラムを作成することが多いです。
こちらも1分ほどで見れる動画も用意してます。
この機能については、特に動画のほうがイメージしやすいと思います。
作業効率アップの参考になれば嬉しいです。
おわりに
以上、VBAを使う際の便利な設定とWindowsの小技を紹介しました。
使いやすいキーボードやマウス、デュアルディスプレイなど、作業環境を整えておくとモチベーションが上がったり、集中して作業に取り組めたり等、コストパフォーマンスが高いので、ぜひ試してみてください。
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪